私は以前も期間工をしていて前回は某T社にいました。
そこを昨年の夏に辞めてから色々あってまた期間工(派遣)をやることになりました。
少しだけ色々あったそのことを振り返りたいと思います。
前の期間工をやめてから一旦アパートに戻ってまたすぐに地元の期間工の求人に応募しました。
2019年9月のことです。求人媒体はINDEEDのみで地元人向けの求人でした。
2回面接を受ける必要があり、一度目は人事、二度目は人事と現場の管理職の人達と面接を受けました。
面接の日程にラグがあり2回目の面接を受ける頃には最初の面接から1か月経過していました。内定を貰ったのはそこから1週間経った頃です。
正規登用前提での内定でした。面接に受かってから指定の病院で健康診断を受けるように指示されていましたが、遠いし交通費がかかるのが嫌だったので近所の病院で健康診断を受けたんです。
今思えば、これが間違いだった。
健康診断の結果が出た頃には11月になっていて、会社に結果を郵送して明日話があるからきてくれと電話がありました。
とうとう働けるとこの時は思っていましたが、具体的なことは何も伝えられないまま行ってきました。
現地に着くと人事の人が今日はお話があると気まずそうな雰囲気が漂ってました。
このとき言われたことが仕事が急に減ってしまい今現在底辺さんに任せる仕事がない。今いる派遣社員は年末に全員切って期間社員も更新の保証はできない。だから採用を辞退するか入社できるまで待つか選んでくれと。
唐突すぎて頭が混乱しました。こっちは雇用契約についてかなと思ってたのにまさかこんなことが本当にあるんですか状態です。
ちょうどこの時期は米中貿易摩擦の影響で2019年10月当たりから一気に自動車メーカーからの受注が激減したそうです。
あと1か月早ければ、もしも健康診断を指定された病院で受けていればすんなり入社できたみたいです。
行く宛てもなかったので待つと答えて面談は終わり、結局、無職のまま。
失業保険も切れているしこれはまずいと思って帰りの駅ですぐに新聞配達のバイトに応募して即合格即入社でした。
新聞配達にも慣れてきた頃に会社から連絡がありました。製造職ではなく技術職として来ないか。え?技術職?話が違うので断りました。
せめて工業高校を出てないと務まらないであろうという仕事をこなせる自信がなかったので仕方ありません。期間工の話はなくなり新聞配達を続けることにしました。適当に半年くらい配達員を続けてまた期間工を受ければいいかなと軽く考えてました。
そしてまた私は選択を誤った。
まさかの中国発のコロナが猛威を振るい、多数の死者を出し、都市や人の流れは封鎖され、世界経済が崩壊し多くの人の人生を狂わせました。
コロナが蔓延してから期間工の求人はストップし転職どころじゃなくなり今年の夏まで配達員を続けざるを得ませんでした。
配達員をやりながらちょくちょく正社員や契約社員の面接を受けていましたが全滅しました。
それなら派遣ならどうかと思い近場の工場を当たってみても、スライド入社の人達が優先され部外者は門前払いされる始末です。
現状、出稼ぎしか仕事がなく、また期間工に舞い戻ることになりました。
決まるときは即決でした。はやいはやい。
なんとか次が見つかったので、今では配達員は辞めてアパートを引き払い実家に戻ってきてます。
実家に戻ってきたときに食費代わりに親に50万渡しました。これでゴロゴロだらだらしていても何も言われません。
お金の力はすごい。そんなところです。
赴任までまだまだ時間があるのでその間に何かしたいと思います。